飛び出します
っていうと、「え、何?もめごとでも起きた?」とかいう憶測が出かねないなぁ~とは思っていますが、和訳の講座としてやってきたトライアリストのなかに、英訳の講座が転がり込んで居候していたような状況だったので、むしろ本来あるべきかたちになろう、ということになっただけです。
やっぱりなんだかんだ言って、和訳と英訳とはいろんな意味で違います。
トライアリストには「理論」があります。この理論は和訳だけでなく英訳にも役立ちます。実際に、理論の講座を受講して、訳すのが楽になった、自分の考えに裏付けができた、というお声も多々きかれます。
ただ英訳にかぎっては、実際に発注される元言語である日本語を前にすると、理論だけではどうにもならないことがあると感じている受講生がいるのも事実です。なので、今のところ英訳の講座(7月から「トランスレーション-crafts」です<Facebookはこちら>、以後よろしく)に関しては、実践主義でやってます。
もちろん、ありきたりな経験の蓄積だけでやっているわけではありません。一般的に言われている定型句的なパターンとは全く違う「日本人が使う日本語の癖」ととことん向き合い、それをいかに(英作文ではない)科学英語にするかで悩みぬいた末に見えてきた「パターン」や「日本語の読み方、考え方」を余さずお伝えする講座をしています。
有名科学誌等の英文をひたすら入力していただく「自習」を課しているのも、ほかにはない当講座の特徴です。
私自身も日々いろんな意味で勉強しています。新しいことにも挑んでいきます。
もちろん道は平たんではありませんが、今の受講生さんはみながんばってます。何らかの形で翻訳やその関係の仕事をするようになった方もいます。すでに翻訳の仕事はしていても、さらに上を目指して門をくぐってこられる方もいます。
そんな皆さんにしっかり応えられる講座をこれからも提供していきたいと思っています。
どうぞよろしく。
7月から第12期(6カ月間、全12回)が大阪(東京)ではじまります。興味のある方はお問い合わせフォームからご連絡ください。
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