和訳の勉強するならついでに英訳もしておいた方が絶対に得な理由4つ
10月開始の英語論文を読むzoomミーティング第4期(課題は論文の抄録です)
超早割価格は明日(10日)までです。
そういう私は英訳の勉強は一切していないのですが、
そんな私だからこそ、
和訳の勉強するならついでに英訳もやっといた方がいいと思うのです。
◆和訳の勉強するならついでに英訳もやっといた方が絶対に得な理由 その1
和訳しかできない翻訳者はぶっちゃけ求められてはいません。めちゃくちゃ優秀で、トライアルの内容をみて「今すぐ仕事してほしい~」と思われるほどでないかぎり。
トライアルを受けたことがある方はわかると思いますが、応募書類等に「和訳の翻訳者として応募」などと明記していても、必ずといっていいほど英訳のトライアル課題も送られてきます。つまり、和訳だけでなく英訳もするという人を求めているのです。
募集ページに和訳の翻訳者と英訳の翻訳者を求めてはいても、その実は、英訳ができる翻訳者に和訳の仕事もしてもらいたい、といった感じでょうか。
また、英訳のできる翻訳者しかも求めていない翻訳会社も結構多いですから、それを最初から応募先から除外してしまうのはあまりにももったいないです。
◆和訳の勉強するならついでに英訳もやっといた方が絶対に得な理由 その2
英訳もする前提で和訳を勉強する方が、英語としっかり向き合いやすくなり、結果的に翻訳の勉強の質そのものが上がり、和訳の仕事獲得までの期間も短くなりやすい。
和訳だけすればいいとなると、本当はそんなのだめなんですが、日本語が母語ならある程度、日本語だけでつじつまを合わせてしまえなくはないため、英語との向き合い方が甘くなりがちです。
つまり、徹底的に英語と向き合わなくても、ある程度のことはできるので、徹底的に向き合わないと解決できないことがいつまでたっても解決できるようにならず、結果的に和訳の質が頭打ちになります。
たとえるなら、最終選考にまで残れる人材にはなれないって感じでしょうか。
◆和訳の勉強するならついでに英訳もやっといた方が絶対に得な理由 その3
理由はいろいろあると思いますが、時期的に和訳の仕事が多い時期もあれば、英訳の仕事が多い時期もあったり、取引先によって和訳の仕事が多いところもあれば、英訳の仕事が多いところもあります。
和訳と英訳のどちらかしかできないと、両方できるよりも受注の波が大きくなる可能性が高くなります。
どちらにも対応できた方が、常にお仕事を抱えている状況を維持しながらも、「そういえば最近は和訳が多いな」とか、何氣なく思えたりするわけです。
◆和訳の勉強するならついでに英訳もやっといた方が絶対に得な理由 その4
仕事ができるようになってからも、和訳だけしているより英訳もしている方が、仕事が勉強になる度合いが高くなり、まじめに仕事をしているだけで、翻訳の質がアップしやすくなります。
和訳のお仕事として発生しやすいものと、英訳のお仕事として発生しやすいものとは同じではないため、普通にお仕事をしているだけで対応力がつきやすくなります。
いずれも、この道20年にわたってお仕事をしてきたなかで感じたことです。
私のように何年もたってから氣づくより、
今知って、勉強を始めておいた方がいいんじゃないかなと思います。
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