約6年で別の人
樹齢○千年の古木でも、生きている部分はせいぜい20年…
という件が、英訳講座の課題に出てきて、夢打ち砕かれるわけでもなく、「まぁ、そんなものだよね…」と思ったことがあります。
その英訳講座のことを考えているときに、ふと目に留まったある情報。
人間も約6年かかって、約60兆個ある細胞がほぼ入れ替わるのだとか。
もちろん、諸説ありますし、神経細胞など分裂しない非再生系の細胞とされるものは入れ替わらないことにはなりますが、この約6年という数字が、今の英訳講座の課題が出来上がっている期間とほぼ同じで、ちょうどそのことを考えていたところだったので、決心しました。
細胞レベルで別の個体になるくらいの期間なら、十分じゃないか、と。
トランスレーション-craftsの英訳講座は第13期までで一巡とします。
これでも5年8カ月分あります。
何を考えていたかというと、新しい課題を作っていくのはいいものの、「いつまででも勉強できる」は裏を返せば、緊張感がなくなることにつながるのではないかということ。
私自身、今までの課題でお伝えすることはかなり出揃った感じがしますし、日本語の読み方、英訳の考え方を学び取っていただくための「訳出のヒント」も、「目の前の課題を訳すためだけのもの」になってしまっては意味がありません。
これからは、「実践コース」(ヒントなし)も「実践準備コース」(ヒントあり)も、第1期第1回からの開始となります。もちろん、「実践準備コース」から開始しても、個人のやる気に応じて、途中で「実践コース」に移ることができます。
「通学(zoom受講)コース」は、2017年7月月より第13期がはじまります。
今後ともよろしくお願いいたします。
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