英文のなかから全角の文字や記号をなくす


英訳のお仕事では、全角の文字や記号は絶対にNGなのですが、日本語環境で作業しているとどうしても全角の文字や記号が紛れ込んでしまうことがあります。


私も経験があるのですが、手入力時には半角で入力したのに、Wordが勝手に(?)全角に変えてしまうという現象が起こることも。


ですので、英訳のお仕事では納品前に、必ずやっている作業があります。


その作業はいたって簡単。英文をドラッグして選択し、「文字カウント」機能を使って「全角文字+半角カタカナの数」が「0」になっていることを確認する、です。


ここが「0」でなければ、全角文字(記号)や半角カタカナが紛れているということになりますので、探し出して適宜、半角に変換したり不要なものは削除したりして「0」にします。


長文だと探すのが大変ですので、翻訳作業時からこまめに「0」であることの確認をしておくとよいと思います。


納品後の作業をする方のお手を煩わせないよう、というか翻訳者として大幅な減点にもなりますので、必ず守ってくださいね。



実務翻訳職業コンサルタント 岡松みずほ's Office

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