何よりありがたいもののために(2)
コンサルでは、クライアントさんは少なくとも初回は当事務所にご足労おかけすることになります。これから翻訳のお仕事をしたいと思われている方が、わざわざ時間とお金をかけて来られるということは勇気のいることであるのは承知しています。でもその勇気があるかどうかで、今後予想される困難を乗り越えられるかどうかがわかるとも言えるのです。
もちろん、私に求められるものも相当大きくなります。それでも「相談してよかった」と思ってもらえるよう、ご相談時間より往復の時間の方が長くても「来た意味があった」と思ってもらえるよう、というか、それが自分で自分に課している使命だと思ってやっています。
ただ、私のところに来られる方は、どちらに向かって進めばよいかわからなかったり、そもそも最初の一歩を踏み出せなくて悩まれていたりするわけですから、私から考えうる限りの提案をしても、何でもそんな簡単にいくわけでもないことや、それでもやはり行動に移す勇気が出そうで出ない方もいらっしゃるのもわかっています。
これまでいろんな方のお話を聞いたり、いろんな方のいろんな道の歩み方を拝見させていただいたりしてきましたが、未来がどうなるかわからない不安から、道を大きく変えたり、場合によっては退路を断ったりすることができない問題が、今年に入って新しく出会った翻訳とは一見関係なさそうな方々から教わった考え方にによって解決できるという確信が得られるようになりました。
でも、それを実践するには私自身がまだまだ勉強しないといけません。初めは自分の問題解決のためだったセミナーの受講が、今はそれをクライアントさんに対して活かせるためのものでもあると思うようになってきたわけです。
まずは、私だけでなく私に関わる人たちにもこの「目から鱗感」を味わってもらえるように、さらには、靄がかかって見えなかった目の前が急にパッと開けて、そこに成功や幸せへの道がはっきり見えるように。
これからも、どんどん邁進します。
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