「訳出のヒント」の本当の使い方


英訳講座の「実践準備コース」(通信)と「通学(zoom)コース」では、受講生の方に「課題訳出のヒント」をお渡しして、それを基に課題の英訳をしていただいています。


この「ヒント」、「目の前の課題を訳すためだけ」に使って終わりになってしまっている方が多くて、とても残念に思っています。それでは受講している意味がなくなってしまいかねません。


英訳は「日-日翻訳」というのを見聞きされたことがあるかと思いますが、日本語母語話者が普通に書いた日本語から、英語の発想に置き換える過程になるかと思います。


「訳出のヒント」は本当は、その置き換えのパターンを身に着けて、自分でそれができるようにするためのもです。


目の前の課題を訳すためだけにあるのではありません。


目の前の課題を訳すためだけで終わらせたら、講座の数分の一しか活用できていないことになります。


「味がしなくなるまで、しなくなっても噛み続ける」ぐらい吸いとりつくさないともったいないというか、お仕事できるようにはならないと思います。




実務翻訳職業コンサルタント 岡松みずほ's Office

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