講座と勉強会の中間のような
翻訳講座の講師をするようになって通算で10年目になります。
今年後半からは、事務作業も含め、あらゆる作業を私一人でやる個人主宰の英訳講座になりましたが、和訳と英訳の翻訳実務で自ら体得したものを全部受講生のみなさんにお渡しする、という姿勢に変わりはありません。
実践的な内容の翻訳講座ということもあり、すでに何らかの形で翻訳やそれにまつわる作業をお仕事としてされている方も多いなか、知りたくなってきたことがあります。
それは、お仕事でも勉強でも翻訳をしたり、(チェックや校正などで)翻訳されたものに目を通されたりするなかで、「これって、実際どうなんだろう」という疑問の実例です。
社内でも在宅でも自分が訳したものに不本意な直しが入ったり、自分も間違ってるかもしれないけど、相手の直しも正しいとは思えなかったり、勉強会などで意見が分かれて、結局納得できる答えが出ないまま終わってしまったり。そういった具体例を知りたいし、納得のいく答えを出したいと思っています。
講座のように与えられた課題に取り組むのではなく、日々のお仕事や勉強のなかで疑問なままになっている事例を集め、講師のいない勉強会のようにいろんな人がそれぞれに自分の意見を言うだけで終わらずに答えを出していく。そんな集まりがあるといいんじゃないかな、と思っています。
まだ構想の段階ですが、一度試験的な集まりをやってみようかな、と思っています。
とはいえ、年末、年度末と繁忙期が続きますので、もしご興味がおありの方は、事例を集めておいてください。
対象は、翻訳のお仕事の経験が浅いなど、思ったことを発言できなかったり、手探り状態で周りに流されていたりする方、いつかは翻訳者になろうと翻訳チェックや校正のお仕事をされている方、翻訳の勉強歴がそれなりに長いものの、まだわからないことが多い方などです。これから翻訳の勉強をとお考えの方、勉強をはじめて間もない方はごめんなさい。
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